Youtube中田大学 頑張らない働き方 Google式仕事術

このYuotubeから得るもの

日本人は、まじめに働いているが、生産性が低い。その理由はToDoリストのせいである。ToDoリストは捨てて、やらないことリストを作れば、日本の生産性は10倍になる。


1 参考本・著者

頑張らない働き方 著:ピョートル・フェリクス・グジバチ
すぐやる人の「やらないこと」リスト 著:塚本 亮

2 まえおき

頑張らない働き方といっても、決してひもになって働かない、そのようなことではない。
そして、頑張らない働き方を実行すると、めちゃくちゃ怒られる。しかし、怒られることを分かったうえで生産性を上げないといけない。
日本人は世界一疲れ果てているのに、生産性が低いという現実。Google式の頑張らない働き方を見ていこう。
イノベーションとは怒られること。罪悪感を持たない。

3 頑張らない働き方とは

1) 頑張ると言わない

   「頑張る」は思考停止。日本の低生産性の象徴。

2) Googleのやり方

    「10倍の成果を出す」が、Googleの目標
    忍耐と努力では、成果は10倍にならない。

3) やらないことリストを作る。

    逆に言うと、ToDoリストを捨てる
    やらないことを決める。やることが多すぎる。
   
    やらないことリストは他の本でも言及されてる。
    「すぐやる人のやらないことリスト」塚本亮さん

    頑張るの反対が「頭を整理する」


では、やらないこととは何か、「仕事」「人間関係」「生活」の場面でやらないことを見ていきましょう。

4 仕事でやらないこと

1)ひとりでやらない

   できる人ほど、人に頼むのが下手。
   指示しなくていいので楽だが、生産性があがらない。仲間に頼む。プロに頼む。
  
  (例)かつてのYoutubeは自分で編集することが魂を込めることと考えていた。
     しかし、今は編集はプロに任せる。
  
   ポイントは自分でないとできないことか?周りに頼めないのか?
   → 周りを巻き込み、チームで仕事をする。

2)ずっとやらない

   最初は学びがあるがだんだん無くなっていく。
   インパクト×学び」、があるものをだけをやり続ける。

   日本は、一つの仕事だけをやり続けることに重きを置かれてきたが、変化することが普通。

   活躍できていない仕事、影響力が出ない仕事なら、転職、社内の役割を変える
   これは、もめます!!めちゃくちゃ怒られる!!怒られ続ける。
   でも、会社に言われたことだけをやっても生産性は10倍にならない。
   やられたらすぐ辞める、転職だ! 

3)会議に出ない

   怒られますw。しかし、出なくてよい会議が存在する。
   
   a 議題(アジェンダ)のない会議
     定例会議、とりあえず打合せしませんか?、会ってお話しませんか?など
     そこには、部下を送りこんで、次に自分が出るか決める。
     会議とは、何かを決めるためにある!

   b 7人以上の会議 
     話がまとまらない。
     出て何も言わない人が多数いる。→ Googleでは通用しない。
     意見を出さなかったものは、次の会議には呼ばれない。


物議をかもしますwwめちゃくちゃ怒られる。しかし、これでイノベーションが起きる

5 人間関係でやらないこと

1)返信しない

   LINEの場合、既読で伝わる。
   メールを全部返信をする人は、思考停止状態。生産性のない作業で1日が終わる。
   本当に返信しないといけないのは1割。
   
   終わりの返信スタンプいらない。Noの返信はいらない。変な言い訳をしない。
   既読スルーは、NOのメッセージである。

2)会わない

   会う人を自分で決める。
   誰もがあなたを儲けさせようと思って会わない。相手の都合の上で会っている
   
   人間には5つの層がある
   a 変革層   (急いで会いに行くべき)
   b 実践層   (実際に行動してもがいている)
   c 変えたい層 (変えたいけど一歩踏み出せない)
   d 気づいた層 (気づいたけど諦めてる)
   e ゆでガエル層(変革しないとまずいとわかっていない)

   会うべきは、a,bの人。

3)説得しない

   人やコミュニティを自分で選ぶ。
   自分の生き方は自分で選択する。
 

6 生活でやらないこと

1)本を読み切らない

   達成感より、知恵。全部読み切らなくてよい。

2)スマホをカバンに入れない

   話をしててスマホをいじってはいけない文化はいらない。
   フランクにスマホを出しておこう!

3)大きすぎる夢を持たない

   プレッシャーを捨てる。
   夢にToDoが入ってくる。ToDoを捨てる。

   「ミッション×行動」で状況が変化する。
   ミッションが雪だるま式に増えるのが「夢」
  
   行動が誰かのニーズにつながる。
   ミッションと関係ないことをなるべく排除する。

7 感想

私自身もToDoリストをこれまで作成してきました。しかし、それが生産性を下げる結果につながっていたとは驚きです。
これからは自分のミッション(事務作業の軽減)にコミットしていこうと思います。それ以外の行動は、排除する。
人生、怒られながら生きる覚悟を持ちました。