Youtube中田大学 金持ち父さん貧乏父さんのまとめ感想。
このYuotubeから得るもの
人生に一番求めるものを「安定」「快適」「金持ち」の中から、「金持ち」を選んだ時に、すべき行動。
日本に金持ちが少ない理由、その仕組み。
1 著者
4冊分をまとめて解説
1 金持ち父さん貧乏父さん
2 金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロー・クワドラント
3 金持ち父さん貧乏父さんの投資ガイド入門編
4 金持ち父さん貧乏父さんの投資ガイド上級編
2 あらすじ
著者のロバート・キヨサキ氏は、公務員(教師)を父親に持っていた。父は人生に「安定を探せ」堅実に生きよと教えた。この本の貧乏父さんとは、キヨサキ氏の父のことである。
そして、友人の父親の教えはキヨサキ氏の父とはまったく異なり、人生に「チャンスを探せ」と教えた。この本の金持ち父さんである。
20年後、
キヨサキ氏の父は、教員として出世して仕事も順調だった。しかし、あるときトラブルが起きその責任を取るために退職した。そのときの父の言葉は「次の仕事探さなくては…」。
一方、友人の金持ち父さんは「大富豪」になっていた。
この話は、自分の父(貧乏父さん)と、友人の父(金持ち父さん)の言うことは全く異なっていた。キヨサキ氏は、金持ち父さんの教えを信じて実行していったという話である。
3 お金に関してもっと勉強しよう!金持ちを誤解している
お金を理解しているか判別する質問。
Q 家は資産か??
YESと答えた(家は資産である)そこのあなたは、絶対にお金持ちになれません。
なぜなら、資産と負債の定義がわかっていないからです。プラスのキャッシュフロー(お金の流れ)が資産である。
家賃収入が入ってくれば、その家は資産。
家のローンを払っているなら、その家は借金。
答えは、場合による。
こう答えたものだけが金持ちになれる可能性がある。
4 ファイナンシャルリテラシーが足りないことを自覚する
我々はファイナンシャルリテラシー(お金に関する言葉への理解)足りない。それはなぜか、日本の教育が原因である。
世界は4つに分かれている
1 従業員 2 専門家
3 経営者 4 投資家
日本の教育は従業員か専門家になるしかない教育をしている。
おおまかに、
従業員は「給料」をもらう。
専門家は「報酬」をもらう。
経営者、投資家のお金の稼ぎ方を学校で教えていない。
従業員、専門家は金持ちになれない。
金持ち父さん貧乏父さんの20年後…
貧乏父さん → 偉くなったが、トラブルで失職、仕事探し
金持ち父さん → 大富豪
なぜこうなったのか、考えることになる。
5 4つの世界に適応される税制
金持ちかどうかは、「あなたは、1年休んでも大丈夫か?」という質問でわかる。
医者、弁護士1年休んだら報酬なし。
従業員は言わずもがな。
経営者、投資家は、1年休んでもお金が入ってくる。
成功している経営者で、金持ちではない人はいない。
成功している公務員、芸能人で、金持ちではない人はいる。
なぜ、経営者、投資家が金持ちか?
適応される「税制」が違う。
従業員、専門家の税制
収入 → 税金 → 支出(総利益に課税)
投資家、経営者の税制
収入 → 支出(経費) → 税金(純利益に課税)
*経費として大きな支出ができる。
*税金をコントロールできる。
6 投資とは
勤労所得 - 株・債券(ポートフォリオ所得)
- 不動産(不労所得)
(住宅ローン=負債/家賃収入=資産)
お金持ちになるには?
会社を作って事業の利益でプラスのキャッシュフローを作るものを購入。
貯金しなさいは教育のミス 親も教師もわかってない。
経営者・投資家の教育環境がない。経営者になりなさい!法人を作る。
従業員を経て、経営者になってもいい。
例:IBM社
セールス技術を身に付けてから経営者になる。
投資に必要なものとは?
金ではなく「言葉」「時間」
つまり、ファイナンシャルリテラシーが必要。
その世界の言葉を使う。言葉がわからないと仕事ができない。言葉がわからないのに投資は危険。
言葉を知るために時間を使いなさい。時間なくして、みんなお金持ちになれると思っている。甘い。
具体的に言うと、「財務諸表は読めるか?」。それも見えずに、投資することはギャンブルと同じ。
時間がないという方へ順序を紹介する
1 パートタイム(空き時間)で企業(副業)しろ
例)メルカリ、アマゾンで売る。
ブログで広告。
2 投資の関連用語を勉強しろ。
3 投資のためのチーム作り
会計士、弁護士。ファイナンシャルアドバイザー、ブローカー、銀行家を集める。
4 プランをたてる
*支出の何%で株を買うというプランをチームに相談し、皆がOKであれば買う。
*専門家のアドバイスを聞いて、別のところで買う。
今からでも遅くない。ファイナンシャルリテラシーさえあればいい。
投資は危険と思いますか??
投資が危険なのではなく、危険な投資家がいるだけ。
従業員のまま投資家になる = 目を閉じてフルスロットルでアクセルを踏んで運転するのと同じ。
目を開けろ = この世界を知れ
ハンドルを握れ = 企業しろ
教習所に行け = 勉強しろ
ここからが勝負!
投資家には5ランクある
ランク1 適格(金だけ持ってる)
ランク2 専門投資家(証券会社のアナリストの仕事をやっているような人{投資用語を知っている})
ランク3 洗練投資家(税制などの法律を知っている)
ランク4 インサイド投資家(自分の会社の株を持つ)
ランク5 究極(自分の会社を上場する。株を売る側になる。ウォーレン・バフェット)
7 金持ち父さんの教え
ラットレースを避けよう
従業員、専門家でどれだけ頑張っても「キャッシュトラッシュ」の繰返し。
ラットレースをやってる人を支えるものはない。ここに気づいたら、経営者を目指すべき。
本当の自由を手に入れたいなら、この残酷な世界で勝ち上がる、そのための時間と言葉をつかむべき。
会社を作って経営者になりなさい。その後投資家になりなさい。
これが金持ち父さんの教え。
8 感想
投資に必要なものは、金ではなく「言葉」「時間」。ファイナンシャルリテラシーを身に付ける時間を作らないから、ほとんどの人が貧乏父さん状態にあると思った。お金持ちになるための手順が1~5まであるが、それも大変だ。信頼できる人を探して、その人たちにプレゼンしてと、行動しまくらなければならない。お金持ちになるのは楽じゃない。しかし、誰もがラットレースから抜け出したいと思っている。そのために行動しなくては。
社宅というのが存在するのも、プラスのキャッシュフローを生むためなのかと思った。
経営者、投資家はより多くの支出ができるとあるが、実際の金額や流れを知らないと話がなんとなくすごいで終わってしまう。その辺は、もっと知る必要がある。